「プロパガンダの見抜き方」烏賀陽弘道著

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「プロパガンダの見抜き方」烏賀陽弘道著

 マスメディアや街中にあふれる広告、そして個人によるSNSでの発信まで、私たちは「プロパガンダ空間で生活している」と著者は指摘する。

 プロパガンダとは、情報の受信者の思考や感情、行動を発信者にとって好ましいように誘導・変更することで、その意図や目的は表面から隠されていることが多い。現代社会を生きる限りプロパガンダを避けることはできず、情報の受信者である市民も、プロパガンダに乗せられないリテラシーを身につける必要がある。

 プロパガンダとはもともとカトリックの言葉で、布教を意味するラテン語だという。その歴史を振り返る一方で、オリンピックの聖火リレーや、ゆるキャラ、話題の映画などの身近な例をあげ、その巧妙な手口を解説、見抜き方を伝授する。

(新潮社 1056円)

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