「バカよさらば プロパガンダで読み解く日本の真実」倉山満著

公開日: 更新日:

 プロパガンダとは「政治目的を達成するために、自分の意思を他者に強要する宣伝手段」であり、それは現在でも使われている。

 たとえば「戦後レジーム」の総本山である内閣法制局は、政府が提出する法案を、憲法を頂点とする日本の法体系に矛盾がないか審査するのが本来の仕事である。ところが現実には、法制局がうんと言わなければ法案は通らなくなっている。実は憲法解釈の最終権限者は最高裁判所だが、彼らは法制局ほど法律に詳しくないので、法制局に逆らって独自の判断を下すことなどできない。法制局は、選挙で選ばれた政治家に対して拒否権など持っていないが、そう思わせている状況こそ、一種のプロパガンダなのだ。

 日本政治におけるプロパガンダを読み解く。

(ワニブックス 1296円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  2. 2

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    LUNA SEA真矢さんは56歳の若さで…「脳腫瘍」切らない治療法のガンマナイフとは

  5. 5

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  1. 6

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  2. 7

    “消滅”した宮城野部屋の早期再興に現実味 元横綱照ノ富士の暴行事件がまさかの方向へ

  3. 8

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…

  4. 9

    高市首相に「国会軽視」の特大ブーメラン! 閉鎖ブログに審議短縮への嫌み・不満を書き連ねていた

  5. 10

    ボコボコにされた“被害者”は強行出場、“加害者”は休場…伊勢ケ浜部屋は3月場所どうなる?