「万博と鉄道」松本典久著

公開日: 更新日:

「万博と鉄道」松本典久著

 1970(昭和45)年、日本、そしてアジアで初めて開催された「大阪万博」には、会期中に平均1日約35万人、6421万人が来場した。

 準備中から来場者のアクセス手段は大きな課題で、検討の結果、公共交通機関、それも大量高速輸送能力に優れた「鉄道」に頼ることになった。

 大阪市営地下鉄を延伸、さらに地下鉄に臨時線をつなげ、来場者を会場のメインゲートまで輸送した。

 以降、「つくば科学万博」や「愛知万博」など、万博に向けて整備された鉄道の多くは、その後も地域を支える交通手段として活用されてきた。万博はこうしたインフラのステップアップを生み出す原動力にもなってきた。

 1970年の大阪万博から、開催中の「大阪・関西万博」まで、鉄道と各万博のかかわり方を解説したテキスト。 (交通新聞社 1100円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道