「私立探偵 マニー・ムーン」リチャード・デミング著 田口俊樹訳

公開日: 更新日:

「私立探偵 マニー・ムーン」リチャード・デミング著 田口俊樹訳

 戦争で右脚を失い義足の探偵ムーンに弁護士のランダルから依頼の電話がかかってきた。ランダルは身の危険を感じているらしいが、電話で依頼の内容は話せないという。

 ムーンが彼の事務所を訪ね、秘書がインターホンで取り次ぐと、ランダルは、面会は次の依頼人の後だと言い出す。怒ったムーンが帰ろうとすると、ちょうどその依頼人が入ってきた。女性依頼人の美しさに見ほれたムーンは、彼女ともう一度会うために待合室で待つことに。しかし、いくら待っても彼女は出てこない。秘書によるとランダルの部屋には外と通じる別のドアがあるという。ムーンが部屋に飛び込むとランダルは殺されていた。(「フアレスのナイフ」)

 20世紀に活躍した著者が生み出した異色探偵を主人公にした作品集。 (新潮社 1320円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上