著者のコラム一覧
井上理津子ノンフィクションライター

1955年、奈良県生まれ。「さいごの色街 飛田」「葬送の仕事師たち」といった性や死がテーマのノンフィクションのほか、日刊ゲンダイ連載から「すごい古書店 変な図書館」も。近著に「絶滅危惧個人商店」「師弟百景」。

西日暮里BOOK APARTMENT(西日暮里) 31センチ角の本棚がずらり。作家・森まゆみ氏ら棚主約100人の「共同書店」

公開日: 更新日:

規制はないのにビジネス本、自己啓発本は皆無

「ウチの特徴? 置く本の規制は全くしていないのに、ビジネス本、自己啓発本がないことと、伸び伸びしている、言い換えればユルいことですね」

 古本を売るも、新刊を仕入れて売るもOK。「1日店長」をする際、平台に本以外のもの、例えば古着を目いっぱい並べて売るもOK。なるほど自由度が高い。

 わっ。森まゆみさんが自著「アジア四十雀」などを並べてらっしゃる。「海外文学ブックガイド」が光っている棚「ミランフ洋書店」は翻訳家の宇野和美さん、真新しい新刊書がいっぱいの「山小屋書店」はメディア関係者の出店とのこと。もっとも「一番多いのは、ただただ本好きの人で、小学生から、杖をついてくるお婆さんまでいらっしゃる」って、すてきすぎます。しかも、7組が、ここを出発点にすでにマジで本屋を始めているそう。さらに付け加えると、田坂さんも個人で、熱海で「ひみつの本屋」を営んでいるって。やるね! 「希望」の2文字が浮かんだ。

◆荒川区西日暮里5-21-1/℡03.6806.8991/JR山手線・地下鉄千代田線西日暮里駅からすぐ/正午~午後8時、月・火・祝日休み(1日店長が居る日は営業)

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