メンバーの確執が表面化したチェッカーズ クロベエの死

公開日: 更新日:

 ただ、この時、最期をみとったのは藤井フミヤとアブラーズの3人。鶴久と高杢禎彦は病室に入れなかったという。

 というのも、高杢は03年6月に出版した「チェッカーズ」で解散の経緯などを暴露していた。そのため、鶴久と高杢は9月13日に行われた“送る会”の発起人からも外され、一般参加となり、マスコミも以前にも囁かれた「遺恨の再燃か」とメンバー間の確執を報じる騒ぎになった。

 ファンはクロベエの死を悲しんだが、メンバーにとっては後味の悪さも残るお別れとなった。

◇2004年8月 9日、関電美浜発電所で蒸気漏れ事故。5人が死亡。運転中の国内原発初の死亡事故。13日、アテネ五輪開幕。柔道8階級制覇などメダル37個。22日、甲子園で駒大付属苫小牧高が北海道勢として初優勝。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」