メンバーの確執が表面化したチェッカーズ クロベエの死

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 ただ、この時、最期をみとったのは藤井フミヤとアブラーズの3人。鶴久と高杢禎彦は病室に入れなかったという。

 というのも、高杢は03年6月に出版した「チェッカーズ」で解散の経緯などを暴露していた。そのため、鶴久と高杢は9月13日に行われた“送る会”の発起人からも外され、一般参加となり、マスコミも以前にも囁かれた「遺恨の再燃か」とメンバー間の確執を報じる騒ぎになった。

 ファンはクロベエの死を悲しんだが、メンバーにとっては後味の悪さも残るお別れとなった。

◇2004年8月 9日、関電美浜発電所で蒸気漏れ事故。5人が死亡。運転中の国内原発初の死亡事故。13日、アテネ五輪開幕。柔道8階級制覇などメダル37個。22日、甲子園で駒大付属苫小牧高が北海道勢として初優勝。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

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