ドラマ主演&長男も話題…俳優・千葉真一“再ブレーク”到来

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7年ぶりのNHKドラマ

 昭和のアクションスター、千葉真一(75)がバラエティーではなく、久しぶりに俳優復帰だ。来月1日スタートの連続ドラマ「おわこんTV」(NHKBSプレミアム、23時15分~)で主役を務めるというのだ。

 NHKドラマは7年ぶり、大河「風林火山」(07年)以来の出演。もっとも、民放ドラマでは端役ばかりだったし、主演ドラマともなれば、20年超のブランクである。16日の記者会見では〈このドラマ、NHK的に大丈夫?〉というキャッチフレーズを引き合いに、こう挨拶した。

「このドラマ、千葉真一で大丈夫? といわれているような気になりまして……。俺に出来るのかどうか、迷いました。でも、原作を読んで駆り立てられた。実際に演じて良かったし、(主役に)本当に選んでくれてありがとう」

 同ドラマは、ネットに押されて逆風が吹きまくるテレビの番組制作会社を舞台にしたストーリー。このままテレビ番組を終わったコンテンツ(=おわこん)にさせまいと奮起する制作会社の社員たちを中心に、ヤラセ、視聴率、制作費など業界の舞台裏を描く。センセーショナルな内容も見どころのひとつだが、何といっても、ドラマの核は主人公の制作会社社長・荒巻源次郎。千葉が「アラマキ」になり、一癖も二癖もある“ギョーカイ親父”を好演しているところにある。

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