大学4年でグラドルに 吉木りさが語る「デビュー秘話」

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 節約術は、お店の余った肉をもらって冷凍してホルモンカレーを作り、カレーも冷凍して3週間食べ続けたこともあった。キツかったですね。

■念願の歌手デビューも売れず…

 私はもともと日本民謡を9年間習っていて、事務所から「その特技を生かすべきだ」と大学3年で演歌歌手でデビューしたんです。本当はポップスを歌いたかったけど、デビューできたのはうれしかった。しかも坂本冬美さんの「夜桜お七」のカバーです。その時に、ホルモン焼き屋の店長がCDを100枚も買って応援してくれました。でも売れなかったんですけどね!(笑い)

 大学3年になって、周りは就活始めてるじゃないですか。演歌も鳴かず飛ばずで「あたし、どうなっちゃうんだろう……」と悩んでた。そんな時期に「これが最後のオーディションだよ」と言われて受けたのが「キャンパスナイトフジ」(フジテレビ系)。「バラエティーはちょっと……人見知りだし無理です」と言ったけど、受けてみたら合格しちゃった! それがテレビの初仕事です。

 金曜日の深夜番組で、二十数人の女の子の衣装はみんな私服。毎週違う洋服着るために、さらにバイトで稼がなきゃいけなくなっちゃって。他の子は学習院、上智、東大とか頭がよくお金持ちが多く、ブランドの服とアクセサリー着けてるのに、私はバイトで稼いだお金で買った、透けるんじゃないかってくらい薄い服でテレビ出てました。

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