バッシングに法的措置 エド・はるみを襲う不運スパイラル

公開日: 更新日:

「それって<グ~!>なのか?」と、芸能関係者は言っている。ネットで繰り返しバッシング行為を受けたことに対し、法的措置を講じると発表したタレントのエド・はるみ(50)のことだ。

 担当する弁護士事務所などによると、「態度が横柄」などと報じた一部週刊誌の記事からエドを誹謗中傷する投稿が始まり、2009年以降5年間に及ぶという。それらは事実無根、名誉毀損の上、そうした風評がTV出演の減少につながった、という訴えのようだ。弁護士事務所のHPには「タレントであるとの一事をもって、いかなる誹謗中傷に対しても、忍従しなければならないということにはなりえません」との文面が掲載されている。

 芸能界では、「その通り」とエドに同情しリベンジを称える声がある一方、疑問の声もあがっている。

■所属事務所には事後報告

 芸能プロ幹部が言う。
「今回のことはエド本人が弁護士事務所に掛け合ったもので、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーには<こういうことになりました>と事後報告したと聞きました。裁判でのシロクロはどうあれ、タレントとしては得しないんじゃないかというのが周囲の本音ではないでしょうかね。たとえ損害賠償が認められ、風評被害がやんだとしても、それによってTVの出演オファーが舞い込むかというと、必ずしもそうなるとは限らない。逆に扱いにくいイメージがつき、腫れ物に触るような対応をされかねない。お笑い芸人としては、難しい状況かもしれません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー