モラハラ示す診断書なし 高橋ジョージが握る“逆転のカード”

離婚裁判に突入した高橋ジョージ（Ｃ）日刊ゲンダイ

「人を介してでも話し合いたい。離婚を意地悪でしてあげないというワケではない」――。

　モラルハラスメント（モラハラ＝精神的な暴力や嫌がらせ）が原因で女房に逃げられた男の言い分を裁判所はどこまでくんでくれるのか。

　女優の三船美佳（３２）が、夫でロックバンド「ＴＨＥ虎舞竜」の高橋ジョージ（５６）に離婚を求めた裁判の第１回口頭弁論が３日、東京家裁で行われた。

　この日は高橋だけが出廷し、三船側は弁護士のみ。報道陣の取材には、この期に及んでも「２人で幸せになる道を探したい。戻れる可能性はあると思っている。僕は最後まで努力するつもりです」と復縁する気マンマンの高橋だが、三船はというと、大阪でＡＢＣ系のニュース番組「キャスト」に出演し、「今回は弁護士さんと念入りに打ち合わせした。すべて委ねています」「これ以上、皆さまをお騒がせしたくない。お恥ずかしい気持ちでいっぱいです」ときっぱり。高橋との復縁について尋ねられるも「それは難しいと思います」と言下に否定した。

「三船の弁護士は、元日弁連副会長で元東京弁護士会会長の若旅一夫氏という大物。三船も高橋も熱心な創価学会員で知られているだけに、学会の婦人部から、２人の離婚裁判が４月の統一地方選に与える悪影響を苦慮する声もあがっている。裁判で争えば第１審の判決が出るまで１年以上はかかるので早期の和解決着を狙うのでは」（事情通）