上海で「64」大当たりも 邦画に中国全土“外国映画枠”の壁

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 また、メジャーな作品ばかりではなく、現在日本で公開中の「葛城事件」や「蜜のあわれ」、25日から公開される「二重生活」などの単館系作品までチケットが完売だった。

 上海は中国の中でも日本映画に関心が高い。それにあわせて、日本の映画界サイドも近年、上海での日本映画上映を着々と進めてきており、それが浸透し始めたことも大きいのだろう。

 上海での人気はうれしい限りだが、実は課題は別のところにある。中国では中国全土での公開に関して「外国映画枠」というのがあり、年間では30本。今はその多くがハリウッド映画で占められていて、日本映画の数は非常に少ない。背景には中国の大企業がハリウッド進出を進めていることがあると思われる。

 日本映画人気の今こそ、もっと食い込む方策を考えてほしいものだが。

(映画ジャーナリスト・大高宏雄)

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