東映の元“お姫さま” 雪代敬子さんは日舞披露で世界中訪問

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「初代西崎緑先生に学んだのが日舞との出合いで、毎年、『ゆきしろ会』という日舞とお芝居の舞台を続けてましてね。今年は4月3日、ここシェラトン都ホテルさんで25回目となる『春かぜのつどい』を催し、200人ほどのお客さまで超満員でした」

「ゆきしろ会」は海外での日本紹介イベントにゲスト出演する機会も多く、これまでカナダ、フランス、エジプト、ネパール、オランダなど訪問した国は10カ国を超える。

「笑い話には事欠きません。05年10月、ギザのピラミッド前で踊ったエジプト公演では、カイロ空港の入国審査でひと悶着ありました。日本髪のカツラを入れた箱を開けさせられ、中身を見た検査官がビックリ仰天。生首と勘違いしたんです。“ジャパニーズウィッグ”と説明して事なきを得ましたが、ホント、ポ~ンと跳び上がったと思ったくらい驚いてましたよ。フフフ」

 日舞だけではない。5月21日にはNHK・FMのラジオドラマ「レイン」に出演。まだまだ現役の女優なのだ。

 さて、雪代さんは1950年4月、約49倍もの狭き門をくぐり、松竹歌劇団付属音楽舞踊学校に入学。卒業後、歌劇団の正式メンバーになり、54年、美空ひばり主演の映画「伊豆の踊子」で踊り子仲間に抜擢されて、有望若手女優として注目を浴びた。

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