ピン芸人・佐久間一行 絵本上梓のウラに旧友又吉の奔走

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 新たな芸人作家の誕生だ。11年「R-1ぐらんぷり」優勝者のピン芸人、佐久間一行(39)が絵本「ふでばこ君」(幻冬舎、来月5日発売)を上梓する。本人いわく「夢にも思わなかった」作家デビューの舞台裏には、芥川賞作家・又吉直樹(36)の存在があった。

 処女作は15年1月から8月までの7カ月間、ツイッターでほぼ毎日投稿し続けた漫画をとりまとめたもの。「見てくれる人に楽しんでもらいたい」という思いで描き始め、4コマ漫画のような短編にするつもりだったが、3万5000人を超えるフォロワーから次々と続きを期待する声が寄せられ、完結までに描いたカット数は計442コマ。1本150円の水性ボールペン(0・5ミリ)ですべて手描きし、要した替え芯は100本超。一冊の本にまとめると、全800ページ、厚さ4センチ、重さ1キロに及ぶ超大作になったという。

「物語の構想は、フリップ芸のネタづくりと共通するところがあり、苦になりませんでした。むしろ、やる気がどんどん湧いてきて、僕自身が楽しくなっちゃったくらいです(笑い)」

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