予算はいくら? Dr.コパさんが語る“GI祝勝会”の舞台裏

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「Drコパ」こと小林祥晃さん(69)は、3年前のフェブラリーSでコパノリッキーがGⅠ初勝利。直後にはコパノリチャードが高松宮記念を制覇した。これまで地方交流も含めて10回のGⅠ勝ちがあるが、この時のダブル優勝祝勝会が思い出深いという。

――予算はどれくらいかけたのですか?

「その時の祝勝会は、新ひだか町、美浦、栗東、東京など計5回くらい開きましたから、招待者も合計600人から700人くらいで、それなりに費用をかけました。とはいえ、2000万円まではかかってないと思います。僕の場合、祝勝会は縁起物と考えています。お祝いをすることで、次のお祝いを呼び込むことができる。ただ、祝勝会を開くオーナーは少なくなっていて、とくに北海道でやるのは珍しいみたい。僕が新ひだか町の静内エクリプスホテルに120人ほど招いて行った際は、出席者から『久しぶり』と言われました」

■祝儀はナシ

――どんな人を呼ぶのですか?

「北海道では、生産者の梁川正普・ヤナガワ牧場代表、宮徹調教師、それに日高軽種馬農業協同組合などの関係者です。さらに仲のいい農協や水道局の人も20人くらい招待しました。東京ですと、オーナー仲間も祝いに駆け付けてくれます。ただ、ご祝儀は絶対に受け取らないし、こちらが出向く時も包みません。オーナーたちの暗黙の了解ですね。気遣って胡蝶蘭なんかを贈ってくれる人はいますが、受け取るのはその程度です」

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