K-POP顔負け“美脚の競艶” 舞劇「朱鷺」が口コミで話題

公開日: 更新日:

 上海歌舞団の舞劇「朱鷺」の“群舞”が美しすぎると芸能関係者を中心に口コミで評判が広がっている。

 本作は2015年に初演。再演初日の8月29日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールには、オフィシャルサポーターの谷村新司(68)、草刈民代(52)のほか、ファッションデザイナーの桂由美(85)やドン小西(66)らの姿も見られた。

 物語は朱鷺の妖精と青年の1000年の時を超えた愛の物語。「鶴の恩返し」や「鷺娘」などにも通じる、“鳥が女性に変身するストーリー”は日本人なら理解しやすい内容。難解なコンテンポラリーダンスとは違い、K―POPの少女時代を思わせる朱鷺たちの美脚が30人も1列に並ぶ姿は圧巻。群舞で表現する“翼”は万華鏡のように幾重にも形を変え、観客を魅了していた。

 9月2、3日は名古屋、6~10日は東京、13、14日は大阪と順次公演。日中国交正常化記念作品という高尚な看板のせいで難解なイメージを持たれがちだが、純粋に舞劇として楽しめる作品だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」