暴露ネタだらけの芸能界で光る 往年スターの人情と礼節

公開日: 更新日:

「百恵さんはお見舞いか、電話で直接エールを送っていると思いますよ」と、ベテラン芸能記者の青山佳裕氏は言った。最愛の夫である二所ノ関親方(元大関若嶋津)が倒れた高田みづえさん(57)に対して、三浦百恵さん(58)が何らかの形で励ましの声を届けているとみているのだ。

「人間関係を大切にし、盆暮れの挨拶や年賀を欠かさないことで知られるのが百恵さんです。赤坂の『とらや』に自ら足を運んで、友和さんが仕事でお世話になったなどと、書き添えて付け届けをされる人ですから、歌手時代の後輩で、一番かわいがっていたみづえさんのことを心配しないわけがありません」

 百恵さんが現役時代、横須賀恵のペンネームで作詞家としても活動していたのは、ファンなら今更の話に違いない。音楽関係者によると、その初期の頃、70年代末に作詞した「通りすぎた風」は谷村新司の作曲で作品になっていたものの、レコード化はされず、半ばお蔵入りになっていた。これをカバーし、83年にシングル曲として歌ったのがみづえさん。「あなたは小さいんだから、もっと前に行きなさい」と、ステージでみづえさんの背中を百恵さんが押したといったエピソードもあるという。 

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋