日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

元格闘家 大山峻護さんが振り返るグレイシー一族との死闘

 だが、ヘンゾの敵討ちにやってきた弟のハイアン・グレイシーとの戦いは壮絶の一言だった。

「今までで最も恐怖を感じた試合でした。『一族を背負う』ということの凄まじさを感じましたね。あれは試合というよりも“果たし合い”でした。僕はこの試合で右腕の骨を折られたんですが、『バキバキ』という音を聞きながら、『何とか左手で戦わねば』と考えていたのを鮮明に覚えてます」

 PRIDEでは強敵とのマッチングばかりだったが、「ファイトマネーはビックリするような金額ではなかったですよ」と笑う大山さん。そうした事情もあって、PRIDE退団後に韓国の大会で得た優勝賞金を結婚指輪の購入資金に充てたという。贈った相手は夫人で元アイドルの河田純子さん(42)。10年に結婚し、新宿で2人暮らしだ。

 ちなみに、河田さんは東京・銀座で美容サロンを経営している。夫婦そろって実業家である。

 最後に大山さんはこう言った。

「アスリートにとって、実は引退後の人生の方が長いんです。でもそれは、挑戦するフィールドが変わるだけのこと。現役時代が助走だったんだと、ここから飛び出すんだと、そう意識を変えることができれば、誰もが輝けると信じています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事