著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

関ジャニ∞渋谷すばる 異例の脱退会見にジャニーズの戦略

公開日: 更新日:

 関ジャニ∞渋谷すばる(36)がグループを脱退し、所属のジャニーズ事務所も退所するという話題が大きく報じられた。

 それも当然、トップアイドルグループのメインボーカルがやめるとなれば、今後のことも含めて大変な事態なのだ。関ジャニ∞は、テレビのバラエティーではグループで、また単体としての露出度も高く、彼らがメインの番組もある。さらに俳優として活躍するメンバーもいる。

 そんな中で、彼らの歌の部分、コンサートでの中心となっているのが渋谷すばるだ。渋谷はソロでもデビューしており、アルバムも売れ、単独コンサートでも実績を挙げている。両立している彼の脱退に「なぜ、どうして」という疑問が出てくるのが当たり前だ。

 関ジャニ∞は、メンバーがこの問題について1時間に及ぶ記者会見を開いた。ボーカリストとして評価されていることを知っている渋谷は、「メンバーに支えられ、甘えさせてもらい、ボーカルをやってきたが、35歳を過ぎてから人生半分くらいきたのかと考え、この先は自分の責任でどこまで音楽をやれるのか、人生をかけてみたい」と気持ちを語っていた。あれだけ歌をやってきたのだが、音楽の専門的な勉強をちゃんとしてきていないという思いが強かったという。2カ月間、メンバーとも話し合いを続けてきたが、「一から音楽をやりたい」と決意されては、メンバーも最終的に「後押しするしかない」と決断するしかなかったわけだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する