著者のコラム一覧
飯尾和樹

1968年、東京生まれ。お笑いコンビ「ずん」のボケ担当。小さめの目と大きめの耳とカリフラワーとパクチーが苦手な舌と、10代、20代で培った女性に告白してもこりゃちょっと振られるなと分かる察知能力を持つ48歳。

最終回は“ペッコリ90度” 感心するものは「心の中で師匠」

公開日: 更新日:

 ペッコリ45度、ずん飯尾和樹です。毎週毎週いい年して、カリフラワーが苦手で小5までチーズが苦手で口笛でWe are the worldを奏でてるつもりが赤とんぼ? と聞かれてしまうぐらい音痴で、高1の時、周りの先輩や友人には彼女ができているのに自分はできず、それを男子校に通ってるせいにした揚げ句、あまりにも出会いがないからってモテる気分を味わいたくなり、よく練習試合に出向いてた先のかわいい女子マネジャーになりきって、自分で自分にラブレターを書いて、近所のポストに投函したら日本の郵便局は優秀で仕事が早く、翌日、届いたラブレターをなりきってトイレで読み始めたら、文頭に「前略」と書いてあり、ハッとしたものでした。16、17歳の女の子が「前略」なんて書くのかよ!

 こんなことをしてたらダメだと魔法を解いて、ビリビリに破いたラブレターをトイレに流したら詰まり、大変なことになったくせに、好き勝手に書いた文章を読んでいただいた読者の皆さん。締め切りを過ぎる連絡メールを送っても、「がってん承知しました!」と明るく応えていただいた編集部のОさん。ペッコリ45度、いや90度、ありがとうございました! 今回で最終回となりますが、感心するものは心の中で「師匠」と呼ばせていただき、大きめの顔と上手に付き合ってこれからもいきたいと思ってます……って好きにしなよ! 皆さん、ありがとうございました。ペッコリ45度、良い日々を!!

【連載】ずん飯尾 今週の「○○師匠」

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