漫才師「なすなかにし」はコンビ名チェンジの途端貧乏に

公開日: 更新日:

 大阪出身の実力派漫才師・なすなかにし。若手時代に数々の賞を受賞し、いざ東京に進出し、コンビ名を変えた途端に一気に仕事を失い、超貧乏になった!?

  ◇  ◇  ◇

なす(右) 僕らいとこ同士で、歩いて5分なので、お互いの家族がすごく仲良し。クリスマスとか行事には必ず集まりましたね。ビンゴ大会もやります。デビューしたばかりで売れなかった頃は親同士が励まし合ってたみたいです。

なかにし(左) 貧乏暮らしは東京に来てから。大阪では仕事をいただいてたけど、東京でコンビ名を変えてからです。ますだおかだの岡田さんと番組のスタッフの飲み会で、岡田さんが「どっちが『なす』でどっちが『なかにし』かわからない。コンビ名を変えなさい」と言い出し、いろんな紙に名前を書いて、くじ引きで決めた。酒席のノリです。

なす 新コンビ名が「いまぶーむ」。変えたら大阪のいろんな番組のスタッフが「今までかわいがってたのに、なんで相談もなく、名前変えちゃうの? もういいわ」と外されて……。大阪の仕事が全部終わった。それが2010年。僕は大阪の彼女と東京で同棲してたけど、仕事がゼロになった時に出ていかれ、家具から何から全部持っていかれた。大阪では食えてたのに、東京でバイトをやりたくなくて、大阪時代の貯金を取り崩し、車を売ったりしてしのぎました。ガランとした部屋の隅でマヨネーズをすすったりして。布団も持っていかれたので、寝る時は体に段ボールをかけて。公私ともにキツかったです。

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