「自己申告納税」加速で中国映画市場に“冬の時代”到来か

公開日: 更新日:

「自主納税は今までにない制度ですから、蓋を開けてみないとわからないということ。納税額が少ないと追徴課税をとられて、メディアバッシングを受ける可能性もある。そういったトラブルを回避したければ多く払うという構図です。中国は未然に防ぐより、現象が起きれば規制するという“後出しジャンケン”方式なのです」

 映画業界は春節明けの15日から新年度の製作が始動するが、業界は“冬の時代”に突入するともっぱら。映画を支える投資家にとってウマミがなくなり、製作陣も過少申告でガッポリ儲けることはできなくなる。

「映画市場は18年に未曽有の609億元(約9900億円)を記録しました。12年の171億元(約2800億円)から3倍強の急成長でしたが、今後はダダ下がりは確実でしょう。とはいえ、不動産はここ数年で購入制限など投機的な住宅購入を抑制しているし、株も当局が人為的に支えているだけで停滞しています。投資先の選択肢としては残ると思いますが、先行きは暗い」(前出の周氏)

 規制には“抜け道探し”で切り返すのが中国式だが、さて。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る