映画監督・降旗康男さん肺炎で死去 高倉健とコンビで20作

公開日: 更新日:

 故高倉健との名コンビで、「網走番外地」シリーズや「駅STATION」「居酒屋兆治」「あ・うん」「鉄道員(ぽっぽや)」など数多くの名作を生み出した映画監督の降旗康男氏が今月20日、肺炎のため亡くなっていたことを26日、東映が発表した。84歳だった。

 1934年、長野県松本市生まれ。東大仏文科卒後、57年に東映入社。74年にフリー転身後は高倉健(14年没)とコンビを組み「ホタル」「あなたへ」まで20作を製作した。

 映画関係者らでつくる「映画人九条の会」の呼びかけ人も務めるなど反戦平和の志を貫いた降旗監督。また一人、戦争を知る世代がこの世を去った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因