横浜銀蠅が復活 80年代ブームの裏に中高年のノスタルジア

公開日: 更新日:

 1980年代に「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」などを大ヒットさせた横浜銀蝿が、デビューから40周年となる来年2020年、オリジナルメンバー4人で再結成するという。

 来年2月にオリジナルアルバムとベスト盤をリリースし、東名阪などでのツアーに出る。そして12月末で活動終了する期間限定の復活だ。

 横浜銀蝿はリーゼントにサングラス、ライダースの革ジャン、白のドカン(ズボン)をトレードマークに80年にデビュー。アルバム「ぶっちぎり」、シングル「横須賀Baby」の同時発売で話題を集め、ツッパリ(不良)や暴走族といった当時の世相と相まって、社会現象にもなった。

「再結成のきっかけは、彼らの育ての親で、音楽プロデューサーの水橋春夫さんが亡くなったこと(享年69)。しのぶ会で還暦を過ぎた翔とJohnnyが再会し、再始動の話になっていったそうです。今回の目玉は、ギターのJohnny。83年12月に解散後、キングレコード就職し、現在は執行役員を務め、他の3人が新メンバーを加えるなどして音楽活動を続けてきたのとは一線を画してきた。それが解散後、初めて戻ってくるというのですから、ファンはたまらないでしょう。今の時代にウケるかはともかく、メンバーたちは『ツッパリオヤジ還暦編』と盛り上がっているようです」(レコード会社関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ