ワイドショーのラグビーW杯解説 秀逸なのはテレ朝の玉川徹

公開日: 更新日:

 ラグビーW杯は日本代表が決勝トーナメントに進出し、テレビのワイドショーでは、にわかラグビーファンが大はしゃぎだが、にわかでない解説とコメントで評判なのがテレビ朝日系「モーニングショー」(月~金午前8時)の玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)だ。

 スコットランド戦で決定的な追加点となった稲垣啓太のトライが、巧みなオフロードパスによるものであることを真っ先に指摘したのは、玉川さんだった。オフロードパスとは、タックルされて倒れながらも、片手でボールを投げてつなぐプレーである。

「パスって、僕らのころは両手で持ってするっていうのが原則で、片手だと怒られたんですよ。オフロードパスって、オールブラックスとかのやり方で、タックルを少し外して受けてパスできるようにして、もちろんトップスピードに入ってないといけない。本当に強いんですよ、日本は。興奮しました」と熱く語った。

 玉川さんの「僕らのころ」というのは、京都大学ラグビーサークルのころで、“にわか”でないのは玉川さんが京大OBだからだ。これまでも、番組でラグビーが話題になると、待ってましたとばかりにウンチクを傾けた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”