“国籍主義”サッカー日本代表も数年後にはダイバーシティ―

公開日: 更新日:

 ラグビー日本代表人気に押されているサッカー日本代表。10日に埼玉スタジアムで行われるカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦に向けて埼玉県内で事前合宿中だが、いまひとつ影が薄くて話題性に乏しい。

 そのサッカー日本代表とラグビー日本代表には、明確な違いがある。

 サッカー日本代表に選出されるには〈日本国籍〉が必要だが、ラグビーの場合は〈3年以上継続して居住〉していれば日本代表になれる。

 だからこそ、現ジャパン31人中15人が外国出身選手で占められ、日本に帰化していない外国籍の選手が7人もいるのである。

森保ジャパン23選手の中で父が米国人・母が日本人で米国生まれのGKシュミット・ダニエルだけが、ビジュアル的にも“外国出身者”です。ラグビーと違って、サッカーの集合写真には“外国人は少ない”ですが、今後はサッカーも“ラグビーのような集合写真”になっても不思議ではありません」と話すのは、元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。

■U―17代表にはハーフ選手がズラリ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差