城下尊之
著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

浜崎あゆみの極秘出産も元日発表 毎年恒例もはや芸の域?

公開日: 更新日:

 恒例という言い方では、歌手の浜崎あゆみ(41)が昨年11月、極秘出産していたことを元日に発表した。2010年末の紅白歌合戦では、まるでウエディングドレスのような衣装で出場し、翌日の元日に外国人男性との結婚を発表。以来、お正月前後には離婚や婚約を明らかにすることが多く、この時期の恒例イベントと間違ってしまいそうな気分になる。

 元日のスポーツ紙は「結婚へ」という見出しが躍りまくっていたが、これも“セオリー”となっているスクープ合戦だ。その中で主な例を挙げると、「ケンドーコバヤシ結婚決意」。確か昨年の元日の紙面でもまったく同じ見出しが出ていた。まぁ、交際している相手はいるし、ケンコバも扱われてイヤな顔をすることもないが、しばらく前にテレビ局ですれ違った時、僕が「(風俗店舗がある)五反田、行ってますか?」と声をかけたら、満面の笑みを浮かべて「もちろん、行ってますよ」と答えてくれた。

 こんなことじゃあ、結婚はどうだかわからないだろう。

 ほかに、すでに交際が報じられている武田真治、IT企業社長と交際の夏菜があった。狩野英孝にいたっては2紙が「結婚へ」とスクープの見出しを打っていた。その後、事務所などが「交際中だが、結婚は未定」と否定している。

 とりあえず、抗議されることなどないと思われるタレントばかりのスクープになる。これも毎年の“セオリー”通りだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗