昨年末から連日話題だが…キムタクは本当に人気があるのか

公開日: 更新日:

 暮れから最も露出が多いタレントは、木村拓哉ではないか。

 昨年の主演ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)、年明け放送の「教場」(フジテレビ系)と続き、アルバム発売、マクドナルドのCM、映画「ドラえもん のび太の新恐竜」の声優と連日のようにキムタクの話題だ。

「グランメゾン」の全話平均視聴率12.9%。これは「ドクターX」18.5%、「相棒」14.0%に続く同クール第3位で、全盛期のキムタクと比べたら凡庸だ。しかもこの数字、キムタク単独で取ったというよりは鈴木京香沢村一樹玉森裕太ら共演者の力によるところも多い。「教場」もしかり。

 また、一部では「キムタク新境地」と評判のアルバムも、B’zの稲葉浩志や槙原敬之森山直太朗らそうそうたるアーティストが参加してのいわば総力戦である。

「昔のキムタクを知っているから、今となってはスターのオーラも薄れています。そもそも大スターは石原裕次郎高倉健のように単独で客を呼べる人で、キムタクは周りを固めて上に立つお山の大将のようなもの。アルバムも『初登場ランキング1位』ですが、1週間経った今でも普通に限定盤が残っていますし。プレミアムイベントの応募券もついていて、通常なら限定盤は瞬く間に売り切れるはずですが……」(テレビウオッチャー)

 マックのCMも「若づくりが痛々しい」「大野くんの方がよかった」とネットでは散々。やりすぎは「10代ファン急増」という御用達メディアの上げ記事か。

 娘は大人のブルガリで、父はマックで若づくり。戦略的すぎて、オーラもかすんじゃうんじゃないの?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…