碓井広義
著者のコラム一覧
碓井広義上智大学教授(メディア文化論)

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。81年テレビマンユニオンに参加。以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授を経て現在、上智大学文学部新聞学科教授。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。

「就活生日記」同時配信時代のコンテンツとして面白い試み

公開日: 更新日:

 先週、NHKでドラマ「就活生日記」が放送された。「中学生日記」のパロディーではない。就活生のリアルなエピソードを描き、彼らをさりげなく応援する好企画だった。

 たとえば、学生時代に力を入れたことを問われる「ガクチカ」。他の就活生が「カンボジアでのボランティア」や「イギリス留学」をアピールする中、「自分には何もない」と落ち込む女子学生(富田望生)がいる。しかし冷蔵庫の残り物でおいしい料理が作れるように、視点や発想を変えれば「自分が持っているもの」も見えてくるのだ。

 また深夜バスで東京へと向かう、地方在住の女子学生(吉田美月喜)。都内の学生たちに比べ、時間や費用が何倍も必要な就活に疲れ気味だ。けれど、乗り合わせた就活生から「頑張りどころって誰にもある。自分は今がそのタイミング」と言われ、「ちょっと無理してみよう」と元気が出てくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤浪ら感染の“合コン” ゾロゾロ出てきた参加者32人の素性

  2. 2

    藤浪トレード急加速 コロナ感染契機に他球団が再調査開始

  3. 3

    志村けんさん「笑いの美学」鉄道員で共演の高倉健も惚れた

  4. 4

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  5. 5

    月25万円の年金生活 2万円で大好きな遺跡や寺社仏閣巡り

  6. 6

    休校期間中のスペイン旅行で娘が感染 呆れた親のモラル

  7. 7

    阪神の“藤浪コロナ”対応に他球団怒り心頭…開幕さらに窮地

  8. 8

    西武選手も合コン…海外日本人選手との“コロナ温度差”は何

  9. 9

    立川志らくをバッサリ…“毒舌の先輩”たけしの批判に説得力

  10. 10

    高橋理事に五輪招致9億円受領報道「死ぬ前に話してやる」

もっと見る