著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

笑わせる側にまわって初めて気が付いた志村けんの偉大さ

公開日: 更新日:

 月曜日に志村けんさん(このあとは敬称略)の訃報がありました。面識はありませんし、当然お会いすることはかないませんでしたが、それでも志村けんについては書かないわけにはいきません。というのも1972年生まれの私は物心ついて初めて接した面白いものがドリフターズです。もちろん全世代に人気の方ですが、それでも全員集合から見ていた世代にとってはより特別な存在なんです。

 とはいえ、小学校高学年に私は志村けんを一度卒業するのです。ひょうきん族の出現により当時の小学生はドリフ派とひょうきん族派に真っ二つ、私はドリフの予定調和の笑いを生意気にも否定し、ひょうきん族に寝返ってしまったのです。さらにその後はダウンタウンへと流れていき、もう志村けんへ戻ることはないと思っていました。

 そんななか24歳で落語家になり落語を覚えていくなかで志村けんとの再会を果たします。壺算、持参金といった落語を聞いたときに、これ志村けんのコントで見たことある! となるんです。

 実際志村さんは落語、特に桂枝雀師匠が好きだったと聞いてます。きっと落語をコントに持ってきたんでしょう。他にもお店のやりとりや酔っぱらいのやりとりは、時そばや酒にまつわる落語を彷彿させます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る