上沼恵美子はM-1審査員続投? 梶原降板騒動でよぎる“事件”

公開日: 更新日:

「関西の女帝」上沼恵美子(65)がご乱心だ。6月中旬に行われた「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)の収録中、およそ5年にわたり準レギュラーメンバーとして可愛がってきたキングコングの梶原雄太(39)にダメ出しを浴びせ、「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCテレビラジオ)との2番組を降板に追いやったと話題なのだ。

 降板の理由は、梶原の急性胃腸炎。しかしその実態は、「えみちゃんねる」で構成作家を務める上沼の次男が、“人を見て態度を変える”など梶原のマイナス要素を吹聴したというのだ。登録者数100万人を超えるユーチューバー「カジサック」として大成してから、テレビを軽視する言動が増えたことも腹に据えかねた、というウワサも。そんな次男も、女帝の一声で同番組から外されたと報じられた。

 こうした騒動に対し、ABCラジオの岩田潤社長(56)は8日に行われた朝日放送(大阪市)の定例社長会見で、梶原が「上沼恵美子のこころ晴天」を6月で降板したことを「7月の改編タイミングで所属事務所と相談して交代した」と説明した。

 過去にも梶原は芸人を一時休業した経歴があり、それでも温かく迎えてくれたテレビや周りの芸人を軽視するなど非はあるのだろうがが、本番中に私的感情で口撃した上沼もかなりのパワハラ的存在。関西では、はっきりとしたもの言いで主婦層を中心に共感を集めているが、過ぎる横暴に頭を抱えるスタッフが多く、共演に難色を示す芸能人も少なくない。2018年末の“M-1事件”は、起こるべくして起こったといっていいだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」