南部虎弾怒り 国と都の愚かなコロナ対策と芸能界の今後

公開日: 更新日:

 新宿シアターモリエールで上演された舞台「THE★JINRO」で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、出演者と観客の計約850人が保健所に濃厚接触者に指定された。東京都は同種公演の中止や休業要請を検討している。これに真っ向から異を唱えるのは「電撃ネットワーク」のリーダー・南部虎弾(69)だ。

「コロナの感染者が出たからといって、いちいち自粛や休業要請を繰り返すのはとんでもなくバカげていると思いますよ。そもそも、世界で日本のコロナ対策が成功例みたいに言われていること自体がおかしくて、政府が緊急事態宣言を出すタイミングは遅過ぎたし、慌てて自治体が飲食店などに一律に休業要請を出したのはもっとおかしかった。大切なのは感染源を食い止めることでしょう? 感染者が出ていない飲食店を閉めても自殺者が増えるだけですよ。さらに言えば、感染者が一人も出ていないパチンコ店をあれだけ悪者にした揚げ句、『感染経路不明』の温床になっているホストクラブや風俗店は野放しです。そして今は『Go To キャンペーン』の前倒しをめぐり小池都知事と菅官房長官がケンカをしている。そんなことしている場合ですか? この国のコロナ対策はデタラメで狂っていると思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋