著者のコラム一覧

本多正識漫才作家

１９５８年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本ＮＳＣの名物講師で、１万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」（ヨシモトブックス）、「笑おうね生きようねいじめられ体験乗り越えて」（小学館）などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」（ダイヤモンド社）が発売中。

お笑い界偉人・奇人・変人伝

オール阪神・巨人は漫才師としての“体内時計”を持っている

公開日：2021/01/07 06:00　更新日：2021/01/07 06:00

オール阪神・巨人（Ｃ）日刊ゲンダイ

「おいおい……」と巨人さん、「わやしょんな！（しょうがないな）」と阪神さん。

　それでもカットしなければ仕方ないので、どこをカットするか緊急打ち合わせ。時間がなく細かい改良はできないのでひとネタ、ブロックごとカットすることに決めて、展開がおかしくならないようにその部分だけのネタ合わせをして慌ただしく舞台へ。

　定かな記憶はありませんが本番は７分５０秒台の後半でキッチリ収めたのです。阪神巨人さんの体内時計恐るべし！

1
2
3

【連載】お笑い界偉人・奇人・変人伝

前の記事トミーズ十番勝負の舞台裏…健のために6時間の伝言ラリー 2020/12/24 06:00
次の記事山里亮太は努力の天才“お笑い偏差値”の低さを努力で補った 2021/01/14 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事