渡辺直美「容姿侮辱問題」を災い転じて福となせる実力と運

公開日: 更新日:

「問題の演出に対して渡辺さんは『あのアイデアが提案されていたら、面白くないし、意図が分からないと断っていた』と断言。さらに『この世の中がポジティブにもっと人の個性を尊重するようになればいい』と訴えた上で、視聴者に『自分を愛し、自分を誇ってほしい』と呼びかけました。視聴者からは〈泣いた〉〈素敵すぎて鳥肌が立つ〉などのコメントが寄せられました」

■予期せぬ出来事で海外からの注目度が大いに高まる

 さらに配信中に多く書き込まれたのは、〈いま、変わる時期にきてる〉〈私たちも変わらなきゃいけない〉という声だ。かつて広告代理店に勤務していたという芸能ライターの山下真夏氏はこう話す。

「20年ほど前はセクハラ、モラハラは当たり前の世界でした。でもトップクラスの、特に男性上司に対して『それは違うと思います』と物申せる雰囲気はなく……。『あの時、勇気を出して声を上げていれば、もう少し早く世の風潮も変わったかも』と悔やむことはたくさんあります。それだけに、この騒動で傷ついているだろうに、〈前に進もう〉〈社会を変えていこう〉と発言した渡辺さんの姿勢は素晴らしいなと思います」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  3. 3

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  4. 4

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 5

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  4. 9

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 10

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道