小林亜星さん88歳で死去 “金槌”で「ダイビングが夢」と

公開日: 更新日:

「北の宿から」などで知られる作曲家の小林亜星さんが5月30日、心不全のため死去したことが14日分かった。88歳。東京都出身。ドラマ「寺内貫太郎一家」の主演などでも親しまれた。

 小林さんは当時72歳だった時、日刊ゲンダイ連載企画「死ぬまでにやりたい3つのこと」(2004年9月9日付)に登場してくれたことがある。今回は小林さんの死を悼んで記事を再掲する。

 ◇  ◇  ◇

 実は僕、泳げないんです。それなのに海が好きで、釣りが好き。泳げればもっと面白くなると思っていたら、最近は年配の人でもダイビングをやるというし、あれは泳げない人でもできるようになるんだってね。だからダイビングをやってみたいなあ。

 小さい頃は戦時中で、今みたいにプールなんてなかった。中1で戦争が終わっても、戦後のドサクサで泳ぎどころじゃないでしょ。それでも海が好きで、よく友達と江の島や葉山に出かけたもんだから、3回もおぼれそうになっちゃった。

 葉山で車のチューブを浮輪代わりにして泳いでいたら、突然、穴が開いたらしく、シューッと空気が抜けていく。友達がいたからよかったようなものの、泡食っちゃいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  4. 4

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  5. 5

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  1. 6

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  2. 7

    参政党「参院選14議席」の衝撃…無関心、自民、れいわから流れた“740万票”のカラクリ

  3. 8

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表「日本人ファースト」どこへ? “小麦忌避”のはずが政治資金でイタリア料理三昧

  5. 10

    ドジャースに激震!大谷翔平の“尻拭い役”まさかの離脱…救援陣の大穴はどれだけ打っても埋まらず