田村正和さん晩年ご近所秘話 最愛80歳妻と仲良く2人で散歩

公開日: 更新日:

「もう、あのお姿を永遠に見られないと思うと、かなしい」

 そう、ご近所のマダムは言っているという。4月に心不全で亡くなった故・田村正和さん(享年77)。田村さんは東京屈指の高級住宅街に暮らし、散歩を日課としていたが、そこでは徹底的に私生活を見せなかった田村さんが素顔を垣間見せる場面があったという。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏が言う。

「いつも朝の8時ごろ、ゆっくりと、ひとり散歩に出る田村さんはご近所の皆さんに会うと『おはようございます』と、ご自分から挨拶されていたそうです。
野球帽をかぶっていても、あの格好よさは隠しようがなく、田村さんの散歩ルートには、田村さんに見惚れる女性が少なくなかったようですね。田村さんはそうしたご近所さんをも気さくに受け入れ、きれいな家庭菜園のあるお宅の近くで入念なストレッチをされたり、富士山の見える景色をとても愛されていました。家庭菜園のご主人には、農作業について質問され、『いつかやりたいと思っているんです』とも、お話しされていました」

 いつもひとり、ペットを連れることもなかった田村さんだが、今年に入って、そうしたこだわりを変える様子があったという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗