二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

石橋貴明と鈴木保奈美はYouTubeで発表「離婚報道」ほど難しいものはない

公開日: 更新日:

 お笑いタレントと女優夫婦の先駆者的な存在だった石橋貴明鈴木保奈美が公式ユーチューブで離婚を発表した。

 22年半前、バツイチ同士で結婚を発表。当時、鈴木は初の大河ドラマ「元禄繚乱」の撮影の真っただ中での「でき婚」となり、業界も大揺れとなった。母体への影響を考慮して台本を書き換え出演部分を少なくするなどNHKと鈴木側で調整された。

 女優は先々のスケジュールに合わせて体調管理する。「でき婚なんてプロ意識のない女優がすること」と非難する往年の女優の声もよく取り上げられた。

 周囲の反対もあったなか、それでも結婚生活は順調だった。3人の子の育児に専念するため仕事を休止して家庭に入った鈴木と働き盛りのお父さんになった石橋。家庭は安泰に見えていた。近年はとんねるずの解散や激減する石橋の仕事が話題になる程度で静かだった。それだけに突然の離婚は驚きだ。

 離婚報道を受け「鈴木が仕事を再開した」「鈴木が個人マンションを購入していた」と離婚の予兆はあったと後出しジャンケンのごとく報道するメディア。負け惜しみのようにも見えるが、離婚ほど難しい報道はない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず