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荒木経惟写真家

1940年、東京生まれ。千葉大工学部卒。電通を経て、72年にフリーの写真家となる。国内外で多数の個展を開催。2008年、オーストリア政府から最高位の「科学・芸術勲章」を叙勲。写真集・著作は550冊以上。近著に傘寿記念の書籍「荒木経惟、写真に生きる。荒木経惟、写真に生きる。 (撮影・野村佐紀子)

<49>たけしさん「俺の一番いい顔は今だよ、過去じゃないんだ」って

公開日: 更新日:

ビートたけしさん(3)

 たけしさんのポートレートを2回撮ってるんだよ。最初は、たけしさんが50歳のときだね。「男ノ顔」の第1回、一番最初にたけしさんを撮ったんだ(1997年にスタートした雑誌『ダ・ヴィンチ』の巻頭グラビア、男性のポートレートの連載アラーキーの裸ノ顔」の第1回がビートたけし。連載中)。バイク事故の3年ぐらい後だったかな。あの映画『HANA-BI』を撮ってた頃だよ。

 番組の収録の途中に廊下に出てきてもらって撮ったんだ。なんかやるぞって、自信にあふれている感じがあったな。その後だよ。映画で賞を獲ったんだ(1997年、北野武監督作品『HANA-BI』が第54回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞)。たけしさん、殺気が出てて、いい顔してるよ。

「男ノ顔」が200回を超えて、それまでに撮ってきた男の顔で写真展をやったんだ。分厚い写真集も作ってね(2015年、表参道ヒルズで「荒木経惟写真展 『男―アラーキーの裸ノ顔―』を開催。1997年から2014年までの17年間に撮影した、各界で活躍する男性200人以上のポートレートによる展覧会。KADOKAWAより同名の写真集を出版)。

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