第96回「東をどり」2年ぶり開催 映像美で新橋芸者のお座敷を疑似体験
新橋芸者が年に一度、一流の踊りと芸を披露する第96回「東をどり」が10月27、28日と新橋演舞場で催された。
昨年はコロナ禍のため中止となり2年ぶり。「映像の東をどり」と銘打った今回は、料亭を舞台に新橋花柳界の四季を立方、地方が踊りや唄、三味線、太鼓で表現。劇場での完全な形での開催はかなわない中、大スクリーンに映し出された映像美でお座敷を疑似体験した。フィナーレは芸者衆が“ナマ”で勢揃いし、口上と踊りを披露。
久しぶりに芸の世界を堪能した観客からは大きな拍手が送られた。