著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

戦前や明治どころか、日本は天保の時代から1ミリも変わっていない!

公開日: 更新日:

 現在、長谷川伸の「瞼の母」をある劇団のために脚色している。昔映画で大流行した股旅ものの代表作、最近では草彅剛さんも演じ、歌舞伎では中村勘三郎の当たり狂言であった。

 天保の時代、利根川の周辺、今の鹿島神宮のある茨城県、常陸国と利根川流域の千葉県、下総国。ここに笹川繁蔵と飯岡助五郎の2大勢力が覇を競っていた。

 これが俗に言う「天保水滸伝」の舞台だ。「瞼の母」はそのスピンオフのような作品である。

 いろいろ調べていくと面白い。侠客というのは要は地元の実力者。荒くれ者をまとめて子分にし、地元の治安や利権を守る。農民側に回れば頼もしい親分になり、権力の手先になれば悪役になる。

 収入は各地で開かれる博打場だ。とくに鹿島神宮の祭りでは賭場は盛大に催される。また祭りは飢饉や厳しい年貢に苦しむ農民たちの息抜きでもある。まさにアメとムチ。農民に不平を言わせず働かせるためだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 3

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった

  2. 7

    高市首相「私の悲願」やはり出まかせ…消費税減税「断念」に向け経済界・財務省・自民党・マスコミが包囲網

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  5. 10

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ