武田玲奈に見た「ヒロイン性」 舞台で磨いた巧みな表現力で一気に開花の予感

公開日: 更新日:

 物語は濵田・武田・有輝を中心に展開するが、3人のチームワークの良さは抜群によく、息の合った演技を見せていた。

■透明感ある歌声が印象的

 武田玲奈という女優の才能を語るときに、注目しておきたいのは、ほかの登場人物との距離感の表現のうまさだ。

 今年5月にSeason2が放送されたドラマ「異世界居酒屋『のぶ』」(WOWOW)では居酒屋で一緒に働く人々や常連客たちとのコミュニケーションをやわらかく見事に演じていたが、今回の舞台でも時間の経過とともに盗聴撲滅隊のほかの2人に心を開いていく変化をナチュラルに演じている。

 濵田崇裕が演じる社長の思いつきで3人一緒に歌を歌うシーンでは、武田の透明感がある歌声が印象的で、歌に関連した仕事も今後増えそうだ。舞台上からやさしく響く武田の声の心地よさ、3人で見せる「盗聴撲滅隊」の決めポーズの愛らしさなど、そのほかにも見どころが多い。

 女優には、脇のポジションで主役をもりたてる演技派、主役も助演もこなすタイプ、綾瀬はるか新垣結衣のように強い存在感と自分の色を持っていて主役やヒロインでこそ輝くヒロイン性の高いタイプなど、さまざまなタイプがいるが、武田玲奈はヒロイン性の高い女優だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  4. 4

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 7

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  3. 8

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  4. 9

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  5. 10

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ