飯豊まりえ好演も「ナンウマ」苦戦…野島伸司「若い世代に人に寄り添いたい」のジレンマ

公開日: 更新日:

 地上波の夏ドラマは中盤から終盤へ。少し遅れて8月6日にスタートした飯豊まりえ(25)主演の「何曜日に生まれたの」(朝日放送・テレビ朝日系=日曜夜10時)は、13日放送の第2話の平均視聴率は世帯2%台、個人1%台と“苦戦”しているようだ。

「日曜夜は8時にNHK大河、9時にTBS日曜劇場、10時30分に日本テレビの日曜ドラマと、ドラマがひしめいている。そんな中でテレ朝の“日10”は今年の春クールに新設した連ドラ枠ですから、認知度が低い。そのうえ今期はTBS日曜劇場の『VIVANT』が強すぎて、存在すら知られないまま敗戦という残念な雰囲気はありますよね」(テレビ誌ライタ-)

 さらに「日曜10時で2%台は失敗と言われても仕方がない。ドラマ枠が増えている流れとはいえ、せめて4%台はないと……」(広告代理店関係者)と、早くも枠の存続すら危ぶむ声もある。

「101回目のプロポーズ」(フジテレビ系=1991年)、「愛という名のもとに」(同=92年)、「高校教師」(TBS系=93年)など、ドラマ史に残る作品を手がけてきた野島伸司氏による脚本。公式HPには《ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先が読めない予測不能の衝撃作が日曜の夜に登場!》とあるが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因