小池栄子は“ホームドラマの女王”だ 会話劇受難の時代に「コタツがない家」ヒットの予感

小池栄子（Ｃ）日刊ゲンダイ

■「鎌倉殿」も圧倒的存在感

「鎌倉殿」もセリフ量が多い会話劇、北条家をめぐる愛憎入り乱れるホームドラマと言えばホームドラマで、小池は主人公・北条義時（小栗旬）の姉として最後まで圧倒的な存在感を発揮していた。

　秋ドラマのTVerのお気に入り登録数で言えば、「コタツ」は46万人超え（25日現在）と徐々に伸ばしているものの、現在トップの「いちばんすきな花」の100万人超えと比べるとやや控えめな数字となっている。18日放送の初回の平均視聴率は世帯7.3％、個人4.3％（関東地区=ビデオリサーチ調べ）。「ただ、ドラマ好きと業界内のウケは抜群で、小池さんは女性の支持率も高いので期待は大」（テレビ誌ライター）というだけに、今後ジワジワと人気が広がっていきそうだ。