なだぎ武さんがピン芸人から脱皮できた契機…宮本亜門さんからの熱烈ラブコール

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 でも、ボイトレにダンスレッスンとしんどい稽古の連続で。しかも共演者は木の実ナナさん、尾藤イサオさん、中村メイコさん、小堺一機さん、小松政夫さんと大御所の方ばかり!

 川平慈英さんとタップを踊るのですが、それが3分間もある振り付け。川平さんは前からタップをやられてましたが、僕は初めてで、稽古がつらくて。稽古終わりに肩を落として帰る僕の後ろ姿を見た川平さんは「あの人はもう二度と来ないんじゃないかと思った」と後々に聞かされました(笑)。本当に途中でやめたくなりましたよ。

 でも、日々上達していくと、なぜかどんどん楽しくなってきて。初日はすごく緊張したけど「やるしかない!」と開き直りました。

 地方公演も含め、3カ月間を終えると「やってよかった」と心から思えた。すごく刺激的な日々で「舞台は面白い」と実感しました。チームでつくることが楽しくて! ピンネタのように一人で苦しんでつくるのと違う世界が好きになったんでしょうね。

 見てくれた舞台関係者からオファーをいただくようになり、いろんな芝居につながっていきました。出るたびに楽しさが増し、マネジャーと「舞台をやりたい、どんどんやらせてほしい」と直談判。だから、宮本さんの舞台が大きな分岐点。その09年は映画「のだめカンタービレ」もあり、お芝居に比重が大きくなった年でした。

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