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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

佐藤健&長澤まさみ「四月になれば彼女は」初登場4位の残念感…観客が没入しにくい"ビミョーな設定"

公開日: 更新日:

「まず、佐藤のかつての恋人が森七菜(22)という設定です。実年齢が13歳違うのに、佐藤の大学時代の初恋の相手が森というのは無理があります。あまりにも森が幼過ぎるように見えるためです。それに個人的には『佐藤健が森七菜と恋に落ちるか?』なんて苦笑いしてしまいました。更に長澤の妹を今話題の河合優実(23)が演じていますが、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』の“純子”がオーバーラップしてしまい、感情移入しにくいというのも正直な感想です。人気者をたくさん揃えたい気持ちはわかるのですが、もったいない印象がしました」

 あくまで個人的な感想と前置きした上で話をしてくれたのだが、これは一般の観客も同じだろう。また、別の芸能プロダクション関係者は「今までの佐藤健という役者のイメージが転換期を迎えているのでは……」とも教えてくれた。

 その言い回しは抽象的だが、やはり「るろうに剣心」も年齢的な影響もあるということなのだろう。確かに、この「四月に──」が最終興収10億円を突破すれば、それは2017年12月公開の「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の約28億2000万円以来のスマッシュヒットとなる。逆にいえば、この6年間、佐藤は人気漫画が原作の「るろうに剣心」以外の主演映画は興行的に成功していなかったということだ。

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