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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

俳優・木村拓哉に必要なのは「人気シリーズ作品」 かつて主役を務めてきた名優たちの共通点なのだ

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 刑事役の竹内涼真も木村を食うようなシーンもあり、見ているうちに誰が主役かわからなくなる。見方によってはそれがこのドラマの面白さなのか。

 対照的に「アンチ~」の長谷川は“ザ・主役”の存在感がたっぷりの演技。4年前の大河「麒麟がくる」の明智光秀役に続き長谷川の代表作になった。

 ドラマの作りも最終回に向け関心を高める手法はいかにも日曜劇場らしい。脇も役にふさわしい面々が名を連ねる。ラスボス役の野村萬斎の名演技。9年ぶりのドラマ出演の吹石一恵、冤罪の死刑囚の娘役を演じる近藤華の演技も光る。TBSの1月期ドラマ「不適切にもほどがある!」で注目を浴びた河合優実のような存在になりそうだ。

 長谷川ドラマにお株を奪われた木村のドラマ。先日、木村主演の映画「グランメゾン・パリ」の今冬公開が発表された。「アンチ~」と同じ枠で人気になったドラマの映画化だが、パリロケを敢行したぜいたくな作品だ。ここでもカッコいい木村シェフの姿が目に浮かぶ。

 ドラマ、映画と続けて主演を張りコロナ明けから動きを活発化させた木村。一昨年50代に入り俳優としての方向性が注目されていたが、主役にこだわりカッコよさを追求する姿勢が見えてきた。

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