著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

川口ゆりがSNSで「男性の体臭」をディスり大炎上…背景にあったのは“選民意識と上から目線”

公開日: 更新日:

 SNSに「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」と投稿、1000万を超える閲覧を数えたことで大炎上となったのが川口ゆり(30)。夏真っ盛りの8月8日のことだ。

 男性にのみ言及したことを非難する反応に、そういう話ではないと反論したことで余計に反発を招き騒動が拡大。ついには、所属していたアナウンサー事務所と提携先の講師派遣会社から契約を打ち切られてしまった。さすがに厳し過ぎるのでは、と擁護の声も上がったが奏功せず。それどころか、なかなか炎上は収まらなかった。

 ポイントは主にふたつ。ひとつは、川口がアナウンサー、ハラスメント講師との肩書を使っていたため、プロにあるまじき暴言と捉えられたことだ。準公人扱いされ炎上の標的にされたとの指摘はすでに見られるが、それ以上にハラスメント研修が得意だと自ら投稿、吹聴していたことで墓穴を掘った感が強い。運輸、インフラ設備という「汗をかく現場仕事」の会社を担当していたことに加え、「気付かぬうちに不快にさせることが誰しもある」との川口の反論が、「おまえが言うな」とばかりに格好の餌食となった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」