戦後の混乱と夢がよみがえる「リンゴの唄」
病気の時母親がリンゴをウサギの形に切って枕元に

小学生の頃、最初に口にした歌は1946(昭和21)年の「リンゴの唄」(作詞・サトウハチロー/作曲・万城目正=まんじょうめ・ただし/唄・並木路子)であった。
下校するとき「♪赤いリンゴに 口びるよせて」と同級生と大声をあげて歌っていた。「♪だまってみている 青い空」。歩く…
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