人気ゲーム「ぷよぷよ」生みの親…仁井谷正充さんは75歳の今も新作ゲームを開発中
仁井谷正充さん(人気ゲーム「ぷよぷよ」の生みの親/75歳)
1990年代、爆発的にヒットした落ちモノパズルゲーム「ぷよぷよ」。かわいいキャラクターやシンプルなルールが好評で、幅広い年齢の男女が楽しんだ。その「ぷよぷよ」を開発した会社「コンパイル」の創業者・仁井谷正充さんはメディアにもたびたび登場した名物経営者だったが、会社はその後倒産し自身も自己破産した。仁井谷さん、今どうしているのか。
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仁井谷さんに会ったのは、千葉県は松戸市の自宅兼会社。JR新松戸駅から徒歩10分強の2DKのアパートだ。
「ここに来て12、13年。1部屋が仕事部屋で、もう1部屋が寝室。ここに来るまであちこちを転々としてたんだけど、ここは家賃が5万円と安く、都心へのアクセスもいい。もっとも、月曜から木曜は朝10時から午後3時まで、部屋での仕事の様子を中継する“仕事ライブ”、金曜と土日曜は午後6時から11時までゲーム実況をしているので、この部屋からそんなに出ないんだけど」
仁井谷さん、まずはこう言った。部屋は遮光カーテンを二重にかけ日差しを避け、昼間も電気をつけて過ごし、エアコンの設定は28、29度という独特な生活を送っているが、見た目は元気そうだ。