綾瀬はるか6年ぶり4回目の紅白司会の裏に「べらぼう」と"女性用玩具"の体当たり演技
一部では、韓流アーティストやアニメ、SNSで話題のアーティストが出場することで離れかけていた高齢視聴者層を、綾瀬の司会再登場で引き戻すとも言われているのだが、筆者の見解は少し違う。
■拭えぬ“視聴率ワースト”の不安も
それは綾瀬が司会を務めた第66回、第70回を振り返ってみると、それぞれ視聴率のワースト記録を塗り替えたという、紛れもない数字の裏付けがあるからだ。
特に第66回では、ワースト記録を更新させてしまった綾瀬について、当時の籾井勝人NHK会長が「もしかすると(発表された)視聴率が間違っているんじゃないかと思うくらい良かった」と苦しいフォローまでしてみせた。高齢視聴者層の好感度が抜群に高いのは確かだが、それが視聴率へと直結しないのがこれまでの“司会・綾瀬はるか”の実績だとも言える。
平均世帯視聴率が30%割れ目前となり、番組存続も毎年のように検討されるようになってしまった紅白。放送開始100年を締めくくる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」だとか。紅白存続が、綾瀬の司会起用で“つながる”ことができればいいのだが。