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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

綾瀬はるか6年ぶり4回目の紅白司会の裏に「べらぼう」と"女性用玩具"の体当たり演技

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 一部では、韓流アーティストやアニメ、SNSで話題のアーティストが出場することで離れかけていた高齢視聴者層を、綾瀬の司会再登場で引き戻すとも言われているのだが、筆者の見解は少し違う。

■拭えぬ“視聴率ワースト”の不安も

 それは綾瀬が司会を務めた第66回、第70回を振り返ってみると、それぞれ視聴率のワースト記録を塗り替えたという、紛れもない数字の裏付けがあるからだ。

 特に第66回では、ワースト記録を更新させてしまった綾瀬について、当時の籾井勝人NHK会長が「もしかすると(発表された)視聴率が間違っているんじゃないかと思うくらい良かった」と苦しいフォローまでしてみせた。高齢視聴者層の好感度が抜群に高いのは確かだが、それが視聴率へと直結しないのがこれまでの“司会・綾瀬はるか”の実績だとも言える。

 平均世帯視聴率が30%割れ目前となり、番組存続も毎年のように検討されるようになってしまった紅白。放送開始100年を締めくくる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」だとか。紅白存続が、綾瀬の司会起用で“つながる”ことができればいいのだが。

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