松嶋菜々子ドラマは2ケタ発進、玉木宏は6%台…テレ朝化を狙ったフジ木10の“実験”は苦戦中

公開日: 更新日:

「近年は実験的な作品を並べて、“攻めた”印象のあるフジ木10。昨年は昭和初期を舞台にほのぼのとした新婚夫婦を描いた『波うららかに、めおと日和』が話題になりました。そんな木10が定番中の定番をやるのは、きっと理由があるはず」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「似ているからといって“対決”扱いするつもりはありませんが」と前置きしたうえで、こう続ける。

「敏腕で空気を読まない主人公と、それに振り回される若手、個性的キャラのチームという基本構成は、“探偵もの”の王道中の王道。悪者の分かりやすさやちょっと笑いを入れる緩急のバランスも、テレ朝木9が『ドクターX』や『緊急取調室』で培ったフォーマットに沿っています。もっと言っちゃうと、時代劇やヒーローものの基本構造そのままなんですね。テレビをリアタイ視聴する層にはこれが一番見やすいという判断なのかもしれません」

 昨年の“あの件”が大打撃になったフジテレビにとっては、なりふり構わず目先の数字はほしいというところか。

「ネットで話題になる仕掛けに重きを置くドラマが増えている中、王道で勝負するのはかなり勇気がいること。確かに話題にはなりにくいかもしれませんが、“お金”に関する不正を暴くことに“痛快さ”を感じる視聴者はいます。そこに向けて丁寧に作っていれば、数字はついてくるはずです」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった